リハビリテーション科で肩関節の勉強会をしました。
リハビリテーション科で肩関節の勉強会をしました。
肩関節の疾患には、肩関節周囲炎、四十肩、腱板断裂などがあります。年齢を重ねると、急に肩が上がらなくなった、肩が痛くなったという症状がでることがあります。これは長年生活をしてる中で知らず知らずのうちに肩に負担をかけてしまっていて、ある日突然症状がでてきてしまいます。また、50代以降では、痛みはないけど、肩のレントゲンを撮影すると肩の腱板の一部が損傷していることがあります。
肩関節について文献、解剖学、機能解剖学を用いて知識を深めました。
特に、機能解剖学は重要であり、これを理解することでリハビリ成果が全然違ってきます。
機能解剖学は、動きの中で筋肉、神経、血管、皮膚などがどのような動きをしているかを理解する学問です。
手を上にあげたときや手を後ろに回したときに肩に痛みが生じるように、動きのどこかで痛みを生じているかを考えるために機能解剖学は不可欠なのです。
今後もリハビリテーション科では様々なテーマで勉強を重ねて、患者さんの身体状態の早期回復のために精進していきます。