救急車を呼ぶべき?迷った時に役立つ!大阪市の救急医療体制と病院の選び方
大阪市における救急医療の現状
大阪市は日本有数の大都市であり、多くの人が生活しています。そのため、救急医療の需要は非常に高く、病院の救急医療体制は常に大きな負担を抱えています。救急搬送の件数は年々増加傾向にあり、救急車の到着が遅れるケースや、適切な医療機関に搬送されるまでに時間がかかるケースも少なくありません。
このような現状を踏まえ、大阪市では、市民が安心して医療を受けられるよう、様々な取り組みが行われています。例えば、救急医療機関の情報提供の強化や、救急隊員と病院との連携強化などが挙げられます。
しかし、救急医療体制の充実には限界があり、市民一人ひとりが救急医療を正しく理解し、適切に利用することが重要です。
救急車を呼ぶべきケースとは?
突然の病気や怪我に遭遇した時、誰でも「救急車を呼んだ方がいいのかな?」と迷うものですよね。一刻を争う事態もあれば、そうでない場合もあるため、判断に迷うのも当然です。そこで、救急車を呼ぶべきケースを見極めるポイントを紹介します。
症状から判断!緊急度チェックリスト
緊急度は症状によって大きく異なります。以下の様な症状が現れた場合は、ためらわずに救急車を呼びましょう。
- 意識障害:意識がない、呼びかけに応えない、意識がもうろうとしている
- 呼吸困難:息が苦しそう、呼吸が浅い、ゼーゼーしている、顔色が悪い
- 胸の痛み:胸が締め付けられる、押さえつけられるような痛みがある、冷や汗が出ている
- 突然の激しい頭痛:今までに経験したことのないような激しい頭痛がする
- ろれつが回らない、手足がしびれる:片方の手足、顔半分の麻痺、言葉が出にくい
- けいれん、ひきつけ:体が硬直したり、ガクガクと震えたりする
- 嘔吐、下痢が続く:水分も取れない、意識がもうろうとしている
- 重度のやけど、出血:広範囲のやけど、出血が止まらない、出血量が多い
- 交通事故、転落など:大きな音や衝撃を伴う事故
迷った時はまず電話相談を!「#7119」の活用
上記以外にも、少しでも不安を感じたら「#7119」に電話してみましょう。これは、大阪市が開設している救急安心センターおおさかの電話番号で、経験豊富な看護師が症状や状況に応じて適切なアドバイスをしてくれます。救急車を呼ぶ必要があるか、病院を受診すべきか、自宅で様子を見ても大丈夫かなど、専門家の意見を聞くことで、落ち着いて行動できるはずです。
大阪市の救急医療体制
大阪市には、救急医療を担う様々な医療機関が存在し、それぞれ異なる役割を担っています。重症度や症状に応じて適切な医療機関を受診することが重要です。
まず、救急医療機関には大きく分けて「救命救急センター」と「二次救急医療機関」の二つがあります。
救命救急センター
生命に関わる重篤な状態の患者を受け入れる病院に設置されています。高度な医療を提供し、24時間体制で重症患者に対応します。
二次救急医療機関
比較的軽症な患者を受け入れる医療機関です。入院が必要な場合や、専門的な治療が必要な場合に、地域の病院で対応します。
大阪市には、6つの救命救急センターと、その他多くの二次救急医療機関が存在します。
救命救急センターは、高度な医療を提供できる設備と人員を備え、重症患者に24時間体制で対応できるようになっています。
一方、二次救急医療機関は、地域の病院が担い、比較的軽症な患者を受け入れています。入院が必要な場合や、専門的な治療が必要な場合に、地域の病院で対応します。
大阪市では、これらの医療機関が連携し、市民に適切な救急医療を提供できるよう努めています。
病院の選び方
いざという時、どの病院に行けばいいのか迷わないために、日頃から緊急時に備えておくことが大切です。救急病院を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。
症状に適した専門分野を持つ病院を選ぶ
大阪市には、様々な専門分野を持つ病院があります。自分の症状に合った適切な治療を受けられるよう、専門医が在籍しているか、あるいは専門的な治療に対応しているかを確認しましょう。例えば、骨折などの怪我であれば整形外科、急な胸の痛みであれば循環器内科など、専門分野が明確な場合は、その分野に強い病院を選ぶことが重要です。
アクセス(自宅からの距離、交通手段)も考慮
緊急時は一刻を争う場合もあるため、自宅からの距離やアクセスしやすい交通手段であるかどうかも重要な要素です。救急搬送が必要な場合、距離が遠いと到着までに時間がかかってしまう可能性があります。
事前に受け入れ状況を確認
救急病院は、常に患者を受け入れられるわけではありません。病院の規模や設備、人員状況などによって、対応可能な患者数には限りがあります。救急搬送を要請する前に、病院に電話で問い合わせるか、大阪市消防局のホームページなどで、受け入れ状況を確認しておきましょう。
上記以外にも、病院の規模や設備も重要な要素です。大規模病院であれば、より専門的な医療設備や医師が揃っている可能性が高く、重症患者にも対応可能です。
いざという時に備えて
いざという時に慌てないために、日頃から救急医療について正しい知識を身につけておくことが重要です。
緊急時だけでなく、日頃からできることもあります。
救急安心センターおおさかの番号を登録しておく
固定電話、携帯電話からも#7119により、ご利用できます。ダイヤルの場合は、06-6582-7119
大阪府医療機関情報システムを確認
大阪府内にある病院や診療所を、インターネットから検索することができます。
救急受診ガイドを確認
「病院に行くべきか?」「救急車を呼ぶべきか?」などの緊急度を判定することができます。
子ども医療電話相談事業の番号を登録しておく
夜間の子どもの急病時、病院に行った方がいいか判断に迷ったときにご利用ください。
上記以外にも、日頃からの健康管理や、いざという時に相談できるかかりつけ医を持つことも大切です。
大阪市中央区で総合診療に対応する医療法人財団厚生会 高津病院の概要
院名 | 医療法人財団厚生会 高津病院 |
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住所 | 〒542-0066 大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目2−7 |
電話番号 | 06-6761-1421 |
FAX | 06-6761-8236 |
URL | https://www.koudu-hp.com |
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休診日 | 日曜、祝日、夏季・年末年始 |
診療科目 | 内科・外科・整形外科・血管外科・消化器内科・皮膚科・泌尿器科 放射線科・リハビリテーション科 |
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